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今年の秋に相談事業所が開所に向けて、アトムの職員2名が「平成29年度相談支援従事者初任者研修」に参加しました。

こんな感じで参考資料がたくさんありしまして・・・。この研修乗り切ることが出来るのか不安でのスタートでした。

/7~8日 最初の2日間は基礎課程ということで、群馬県社会福祉総合センターでケアマネジメントや相談支援員の基本姿勢、福祉サービスの説明等、全部で7つの講義を聞きました。

ケアマネジメント概論では、これから施設から地域への移行以上に、親との家庭生活から地域自立生活への移行が大きな問題になり、精神発達障害者が急増しているため、食事や入浴支援よりも利用者が地域の中で自立して生活できるような学習支援が必要になってくるとのこと。新規に施設に入るという政策ではなく、親との生活から地域での安定した自立生活への移行できるような政策や、親の元気なうちに地域への自立生活移行が出来て、親が安心できるようになることがケアマネジメントとして必要だとのこと。障害者ケアマネジメントの過程として最初にケアマネジメントの希望確認の相談窓口があるが、そのような始まり方だと本当に利用してほしい人が利用できない状況が多いため、ケアマネジメントとして本当に最初に始めなければならないことは、本当にサービスが必要である対象者を探すことであり、相談というラインに乗せてあげることが大切なことであることや、そのためにも対象者の掘り起こしのためのネットワークつくりが必要になってくるとのことでした。

相談支援の基本姿勢としては、ノーマライゼーション、自己実現、主体性の尊重と個別支援、エンパワメントの視点、支援計画に生かす相談があげられ、相談者と話す際には、相談員自身の価値観は入れず積極的に聴く(傾聴)あいづちや頷きで相手が話しやすく決して否定的な態度や言葉は使わない(共感)感情表現を繰り返して言う事(繰り返し)で「そうなんです」と相手と肯定的な関係になり自由に話しやすくなること、相談者と対等であることが重要になり、そして目標を定め努力し相談者の可能性を最大限に引き出せるようにすることが大切なことであるとのことでした。

/15~16日 ここからは、相談支援専門員課程ということで、男女共同参画センターでの受講となりました。

相談者と相談員との関係作りの第一歩として、相談者の生活機能における様々なニーズや課題・問題を整理し、生活の目標を明らかにし相互に確認をするインテークや、ケアマネジメントの希望の有無を確認した後、生活ニーズを把握するとともにニーズを充足する方法や社会資源の検討を行うアセスメントの講義を受け、講義後各グループで実際にロールプレイを行い体験することで、気づいたことや反省点等の話し合いを行いました。アセスメント後にニーズ整理表の作成を行いました。本人の思いやその背景を理解していないと、本当に必要な計画を立てることが出来ないことや、いろいろな角度から本人を見つめることで、いろいろな情報が得られ支援方法の選択肢が増え支援の可能性が広がること、支援の優先順位を客観的に整理できる等、ニーズ整理ができると支援者の役割も明確になるとのことでした。ニーズ整理後に、エンパワメントを意識したサービス等利用計画案の作成を行いました。相談者の特性をふまえ、言い回しや言葉遣いに気を付け、わかりやすくすることや、サービスありきの計画ではなく、本人にとっての希望や目標を記載し本人が前向きになれるような計画案の作成を心がけることが大切であるとのことでした。

/21 最終日は、課題発表と担当者会議やモニタリングの講義となりました。

モニタリングでは計画書が変更になることがあるが、その時には自分の計画書が失敗したと思うのではなく、モニタリングの聞き取りがうまくできたから計画書に変化があり、スパイラルアップ(改善的継続)出来たと前向きにとらえることが大切であるとのこと。

相談支援専門員の仕事とは、計画書をつくるのが主ではなく基本相談であり、相談に来た利用者のアセスメントニーズ作りが主な役割であることや、支援計画書は本人の思いを落とし込み各関係者と共有できる支援ツールであり、相談者はいろいろな場面で表情が違うため、最初の面談だけで本人を知ったとは思わずに、各関係者からアセスメントを行い本人の全体像を把握することが必要となるということ。

アセスメント時のポイントとして、相談員の思い込みで判断しないことや、常に「なぜ?」という疑問を持ち、情報収集し不明な点を明確にすることが大切であることや、利用者にとって、相談員の経験年数は関係なく、全員同じであり頼りにされる存在であることを忘れてはならない。しかし、一人で相談者を抱え込もうとせずに、協力してもらうことも大切であることを忘れてはならない。相談者が笑顔で安心して生活できる支援をするためにも、研修で知識を深めスキルアップしていくことや、各事業所、専門家等、人脈をつくり協力して支援して行けるようにすることも必要であるとのこと。

多くのことを学ぶことが出来た5日間の研修でした。

研修中には課題が2つありまして、頭を悩ませながらの課題挑戦に乗り越えられないかも・・・と何度も思ってしまった研修でしたが、なんとか修了証書を頂くことが出来ました。

利用者の方が、笑顔にで過ごせるような支援が出来るように頑張りたいと思います。

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